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2014.01.31 Friday
誕生日なのだ。
私こと、 黒田与作・・・・馬齢を重ねて、66年となった。一言で言うと「 恥ずかしい 」
なんら、人格 人徳 そのようなものの 発展が感じられない。 まだ青二才のままて゜ある。
恥ずかしい・情けない ・悔しい・の思いの中、加瀬英明先生からのメールが届いた。その一部貼り付ける・
●私が元気いっぱいに、世のために尽しているのは、愚妻の「婦徳のおかげ」だと誉めて、恋女房を喜ばせてくれた。わが家では「婦徳」という言葉が、まだ死語になっていないのだ。私のような太陽があるから、月が輝くのだ。
夫婦仲がよいのは、互いによい聞き手であるからだ。辞書を索いてみるがよい。目がついた字といったら、「見(みる)」「眺(ながめる)」「眠」とか別として、「睦(むつむ)」さえ除けば、「眩(めまい)」「昧(くらい)」「瞋(いかる)」とか、碌(ろく)でないものばかりだ。だが、耳となると、「聖(ひじり)」「聰(さとい)」「聴(ゆるす)」「聳(そびえる)」とよいことばかりだ。
官庁の「廰」が略字となったのは、民の声に耳を貸さなくなったからだ。
愚かな人と魚は、口から釣られる。言葉は自己弁護とエゴの主張のために、もっぱら用いられている。国連の討論をみれば、不和の原因であることがわかる。
私たち夫婦の馴れ合いに触れれば、恋はあったが、恋愛はなかった。明治に入って西洋文化によって毒されるまでは、日本の男女のあいだに「愛」はなかった。
西洋でいう「愛」は、キリスト教でいう神と人との取り引きだ。神を讃えることが命じられ、神が引き替えに人を愛して下さる。日本では、夫も妻も子も愛さない。見返りを求めることなく、慈(いつく)しむのだ。だから、グッチィのバッグも、御木本の真珠もいらないのだ。誠(まこと)があればよい。
誕生日は新年と同じように、心身がときめくものだ。節目がなかったら、生活がリズムのない音楽のようになってしまおう。
会場に親しい音楽事務所が差し入れて、若い女性歌手たちが駆けつけてくれた。宴という字は屋根の下に、日のように輝く美女が華(はな)をそえている。人生意を得て、須(すべから)く歓を盡した。
今日は社会がめまぐるしく変化して、落ち着きがない。若者文化である。老人だからといって、敬われない。医療が進歩するかたわら、栄養が格段とよくなったために、長命の社会が到来した。
そのかたわらで、若者たちが贅沢な生活に耽って慾呆けしたために、すっかり老人化している。私たちが頑張らねばなるまい。
忙しいなかを、中島繁治先輩が会場にお運び下さった。宴酣(たけなわ)の時に、愚生に社団法人日本報道協会の会長を引き受けるように耳打ちされた。これまで男子生れて不成名(なをなさず)と歯を食い縛ってきたが、蛟竜(こうりゅう)が雨雲をえて、天に登る心地を味わった。
人は日々、生命を運んでいる。御国(みくに)の御恩を蒙って、誕生日をまた迎えることができた。
今年、馬齢を加えた。人々によって生かされているから、人々を生かすことに努めたい。社会と国に幸せを運ばねばなるまい ●
2014.01.28 Tuesday
テレビ 新聞をよまない
時折、覗くブログに下記のようにあった。そのとおり・・・悲しい現実がせまってきています。
●NHKをはじめ日本のマスコミは、サッカーの日本人選手の動向をトップニュースで報じていましたが、これに対して、こんなニュースがトップになるようでは日本人がばかになる、と発言したのが元自衛隊の最高幹部で東京都知事選に立候補している田母神氏です。
実際、日本のマスコミは世界のマスコミと比較すること自体が憚られるくらい、レベルが違い過ぎます。
マスコミはオピニオンリーダーであり、社会をリードしていく役割を担っています。
その役割を本当に自覚しているのかと思えるマスコミ報道が多々あり、またそのような報道を大方の国民は歓迎している実体があります。
即ち、同氏が指摘している通り、日本国民がばかになっていると言えるのですが、ではばかになっていない国民はどうしているでしょうか?
代表的なマスコミであるテレビや新聞を見ない、読まない状態になって来ているのです。
インターネットで情報を集め、自分なりの考えを持って日々を過ごしています。
目立つような行動は取らず、決して声を出す訳ではなく、静かに回りを見渡し、自分なりの判断、価値観を持って物事に対応しているのです。
電車に乗れば分かりますが、新聞を読んでいるサラリーマンがほとんどいません。
携帯・スマホで情報収集?
大方のサラリーマンはゲームかラインをやっています。
まともな情報を得ている国民が一体どれだけいるのかと思うほどです。
このままいけば、日本からオピニオンリーダーが消滅し、日本は知性という面でも二等国、三等国に成り下がることになりますが、大人がばかになれば、子供は余計にばかになります。
大人が貧困に陥れば同時に子供も貧困に陥るのと同じことになります。
今回の問題はもっと国民の間で議論されてもよいはずです。●
●NHKをはじめ日本のマスコミは、サッカーの日本人選手の動向をトップニュースで報じていましたが、これに対して、こんなニュースがトップになるようでは日本人がばかになる、と発言したのが元自衛隊の最高幹部で東京都知事選に立候補している田母神氏です。
実際、日本のマスコミは世界のマスコミと比較すること自体が憚られるくらい、レベルが違い過ぎます。
マスコミはオピニオンリーダーであり、社会をリードしていく役割を担っています。
その役割を本当に自覚しているのかと思えるマスコミ報道が多々あり、またそのような報道を大方の国民は歓迎している実体があります。
即ち、同氏が指摘している通り、日本国民がばかになっていると言えるのですが、ではばかになっていない国民はどうしているでしょうか?
代表的なマスコミであるテレビや新聞を見ない、読まない状態になって来ているのです。
インターネットで情報を集め、自分なりの考えを持って日々を過ごしています。
目立つような行動は取らず、決して声を出す訳ではなく、静かに回りを見渡し、自分なりの判断、価値観を持って物事に対応しているのです。
電車に乗れば分かりますが、新聞を読んでいるサラリーマンがほとんどいません。
携帯・スマホで情報収集?
大方のサラリーマンはゲームかラインをやっています。
まともな情報を得ている国民が一体どれだけいるのかと思うほどです。
このままいけば、日本からオピニオンリーダーが消滅し、日本は知性という面でも二等国、三等国に成り下がることになりますが、大人がばかになれば、子供は余計にばかになります。
大人が貧困に陥れば同時に子供も貧困に陥るのと同じことになります。
今回の問題はもっと国民の間で議論されてもよいはずです。●
2014.01.28 Tuesday
こんな本があるのです。
手元にこんな本があるのです。
「 株式会社 貧困大国 アメリカ 」著者は、 つつみ みか さんという女性
でも、よく売れているらしく・・・・10万部を超えているようですよ。
中身は・・・・全部読みきれていないが・・・・巨大企業が、巨大マネーの力で。より多くの利益を生むためには、どんなことでもするのだ・・・しているのだという本ですな。
まずは、食料・・・・農家が「わな」にかけられるのだと指摘・・・ムチなる農家は、必ずはめられてしまうのだと。
のがれられないように・・・いろんな手口があるのだと・・・
またあとで書きましょう・・・・時間とお金がある方は、読んで見てね〜
「 有限会社 貧困大国 にっぽん 」になってほしくない・・・・
「 株式会社 貧困大国 アメリカ 」著者は、 つつみ みか さんという女性
でも、よく売れているらしく・・・・10万部を超えているようですよ。
中身は・・・・全部読みきれていないが・・・・巨大企業が、巨大マネーの力で。より多くの利益を生むためには、どんなことでもするのだ・・・しているのだという本ですな。
まずは、食料・・・・農家が「わな」にかけられるのだと指摘・・・ムチなる農家は、必ずはめられてしまうのだと。
のがれられないように・・・いろんな手口があるのだと・・・
またあとで書きましょう・・・・時間とお金がある方は、読んで見てね〜
「 有限会社 貧困大国 にっぽん 」になってほしくない・・・・
2014.01.22 Wednesday
加瀬英明先生からのメールに思う・・・
ようやく、戦後の洗脳から逃れられる第一歩となるか、なって欲しい一冊の本が発刊されたと・・・・
●昨年12月に、イギリス人ジャーナリストのヘンリー・ストークス氏による『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)が出版された。
著者はニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ファイナンシャル・タイムズ各紙の東京支局長を歴任した大記者であるが、「戦勝国史観」は歴史をあざむいており、日本は侵略国家ではない、日本は「アジアの光」であって、先の大戦によって人種平等の世界をもたらしたと、説いている。
そして、東京裁判では「連合国こそ裁かれるべきだった」と論じて、「南京大虐殺」や「慰安婦」問題についても、日本がいわれのない非難を蒙っていることを、証している。
きっと読者の多くが、本書によって戦勝国によって強いられた、歪んだ歴史観を正されることになろう。
畏友の宮崎正弘氏が、はじめて欧米の大記者が戦後の歴史観を正した「刮目すべき本」だと、激賞している。
このまさに救世の書が1人でも多くの日本国民によって、読まれることを願った。
私はこの本の末尾に、解説を寄稿している。
「著者のストークス氏は、私の多年の親しい友人である。
1964年に、イギリスの最も権威ある経済紙『ファイナンシャル・タイムズ』の初代東京支局長を、26歳の若さでつとめた。
敏腕な記者として知られたために、67年に『ロンドン・タイムズ』東京支局長として引き抜かれ、さらに78年から『ニューヨーク・タイムズ』に移籍して、東京支局長としてだけでなく、アジア各地をひろく取材して活躍した。
三島由紀夫との親交によって、国際的に知られている。三島は1970年に割腹自殺した直前に、ストークス氏に宛てて自筆の手紙を送っている。
東京に、外国特派員協会(プレスクラブ)がある。200人近い外国記者が、在籍している。ストークス氏は私より2歳年下だが、いまではクラブの最古参である。
読者は、ストークス氏の本書のなかの記述によって、目を大きく開かれる思いがしよう。私も多くを学んだ。
ストークス氏の母国であるイギリスは、アメリカと世界でもっとも親しい関係を結んでいるものの、読者は日本国民の一般的なアメリカ観と、イギリス人のアメリカ観のあいだに、大きな隔たりがあることに、きっと驚かれよう。
著者は幼い時に、アメリカの戦車隊がヨーロッパ戦線に出動する途上で、郷里の町をはじめて通り抜けたのを、道端(みちばた)に立って、見た時に受けた衝撃を、つぎのように回想している。
『アイダホか、ユタか、アーカンソーか、どこから来たか知らないが、アメリカの若造が戦車でやって来て、まるで王であるかのように振舞っていた。私はあの若造たちが浮かべていた笑みを、今でも鮮明に憶えている。彼らは意気高揚としていた』
『私は子どもとしてアメリカの戦車を見て、本能的にアメリカ軍が我々の国を支配するようになるのだと感じた。私たちが戦っていたドイツについてそう思ったのではなく、アメリカに対してそう直感した。そして今、アメリカは巨大な勢力となって、わが国イギリスをコントロールしている。実に不愉快なことだ』
著者も、私と同じように、親米であることに、変わりがない。しかし、日本の親米派は、アメリカの軍事力に日本の安全を委ねているために、アメリカの基地があっても、イギリス人のように、本能的な不快感を覚えることがない。
いつの間にか、日本人であることの誇りを忘れてしまっているからだ。
私はあらためて、独立国としての意識が希薄になったのは、戦後の日本国民を支配してきた、“平和憲法幻想”がもたらしたものだと思って、愕然(がくぜん)とした。日本は、いまだに多分に心理的に、アメリカの占領下にある。薬物中毒から立ち直れないような状況だ。
昨年の3月10日に、東京大空襲67周年が巡ってきた。
東京スカイツリーがこの日に当たって、犠牲者を悼むために、1晩だけ、照明によって白1色にライトアップした。その日、地元民の有志が区内で『東京大空襲』の悲劇を訴える、手造りの創作劇を上演した。
著者は意気に感じて、これらの有志を応援するために、英文で紹介する資料を書いて、在京の外国記者に配布した。
幼年時代に、ドイツ空軍が郷里の町から遠いブリストルの市街を空襲して、夜空の底が無気味に紅に染まるのを、望見した。
本書に『東京ではあの暗く赤い雲が、何百倍となって空を染めた。その圧倒的な力は、私が見た焔の比ではなかったろう。アメリカは、そういうことをするのだ。圧倒的な戦力で、制圧するのだ』と、述べている。
著者は東京裁判を、裁いている。東京裁判が不正きわまるものだったと、憤っている。
そして、『公正という、西洋が高らかに掲げてきた美徳を、規範を、原則を葬り去って、裁判という名に値しない茶番劇』『フェア・プレーの精神を地に貶(おとし)めて、欺瞞を貫いた』『裁かれるべきは、戦勝国側だった』と、断じている。
今日、靖国神社の境内に、インドのパル判事を顕彰して、銅板の胸像が設置されている。
パル判事は東京裁判において、ひとりだけ『日本無罪論』の判決書を提出したことで、日本において有名だ。ところが、海外ではパル判事とその判決書について、ほとんど知られていない。
だが、もし、パル判事が存在しなかったとすれば、日本において東京裁判が不法きわまるものだったという見方が、ひろまることがなかったはずである。
著者は東京裁判を論じるなかで、パル判事について、まったく言及していない。どうして、日本で東京裁判を批判する時に、かならずパル判事が取り上げられるのだろうか、訝(いぶか)らなければならない。
パル判事がいなかったとしても、東京裁判が邪まな報復劇でしかなかったことは、明白であるはずだ。
この“裁判”で、日本は侵略国として裁かれたが、裁判が進行しているあいだに、イギリス、フランス、オランダの諸国軍が、日本が解放した旧植民地を、再び植民地として領有しようと企てて、侵略戦争を戦っていた。
アジア人は日本によって覚醒(かくせい)されていたから、独立を守るために、立ち上って勇敢に戦った。この事実1つだけとっても、東京裁判が不正きわまるものだったことが、分かる。
著者は、先の大戦の戦勝国史観は、歴史をあざむいており、日本は侵略国家ではなかったと、反論している。日本は数百年にわたった西洋による支配から、アジアを解放した『アジアの光だった』と、主張している。
いわゆる『南京大虐殺」や『慰安婦』問題についても、著者は日本がいわれのない非難を蒙っていることを、証している。
私は海外で講演することが多いが、南京事件、慰安婦問題について、日本から正しい情報が発信されることが、ほとんどないのに加えて、今日でも日本の一部の学校教科書に載っているために、外国人を説得することが難しい。
著者によると戦勝国史観は、有色人種を蔑視した白人優位主義から、発している。
それなのに、日本国民の多くの者が、なぜ、そのような史観を信じているのか、説明に苦しんでいる。
白人は日本が先の大戦で、西洋の覇権を覆(くつがえ)すことによって、アジア・アフリカが解放されるまで、有色人種を人間以下の下等な存在として見下し、さげすんでいた。
それは、酷いものだった。トルーマン大統領は、広島、長崎に原爆を投下した直後に、笑みを浮かべながら、ホワイトハウスで閣僚に対して、『獣を相手にする時には、獣として扱わなければならない(ホエン・ユー・ハブ・ツウ・ディール・ウィズ・ア・ビースト、ユー・ハブ・ツウ・トリート・ヒム・アズ・ア・ビースト)』と発言したことが、記録されている。このような態度は、トルーマン大統領だけに限らず、欧米諸国民の圧倒的多数によって、共有されていたものだった。
著者は、日本がアジアを解放し、その高波がアフリカ大陸も洗って、今日の人種平等の世界が招き寄せられたが、日本が大戦をたたかった結果として、人類史にまったく新しい時代がひらかれたと、指摘している。
ストークス氏は、全国の各地からしばしば講師として招かれているが、聴衆から『目から鱗(うろこ)が落ちた』『日本人として、自分を見直した』という声が、あがっている。
読者の多くが、本書によって戦勝国によって強いられた、歪んだ歴史観を正されることとなろう。この良書が、ひろく読まれることを、願いたい。」
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加瀬英明事務所●
●昨年12月に、イギリス人ジャーナリストのヘンリー・ストークス氏による『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』(祥伝社新書)が出版された。
著者はニューヨーク・タイムズ、ロンドン・タイムズ、ファイナンシャル・タイムズ各紙の東京支局長を歴任した大記者であるが、「戦勝国史観」は歴史をあざむいており、日本は侵略国家ではない、日本は「アジアの光」であって、先の大戦によって人種平等の世界をもたらしたと、説いている。
そして、東京裁判では「連合国こそ裁かれるべきだった」と論じて、「南京大虐殺」や「慰安婦」問題についても、日本がいわれのない非難を蒙っていることを、証している。
きっと読者の多くが、本書によって戦勝国によって強いられた、歪んだ歴史観を正されることになろう。
畏友の宮崎正弘氏が、はじめて欧米の大記者が戦後の歴史観を正した「刮目すべき本」だと、激賞している。
このまさに救世の書が1人でも多くの日本国民によって、読まれることを願った。
私はこの本の末尾に、解説を寄稿している。
「著者のストークス氏は、私の多年の親しい友人である。
1964年に、イギリスの最も権威ある経済紙『ファイナンシャル・タイムズ』の初代東京支局長を、26歳の若さでつとめた。
敏腕な記者として知られたために、67年に『ロンドン・タイムズ』東京支局長として引き抜かれ、さらに78年から『ニューヨーク・タイムズ』に移籍して、東京支局長としてだけでなく、アジア各地をひろく取材して活躍した。
三島由紀夫との親交によって、国際的に知られている。三島は1970年に割腹自殺した直前に、ストークス氏に宛てて自筆の手紙を送っている。
東京に、外国特派員協会(プレスクラブ)がある。200人近い外国記者が、在籍している。ストークス氏は私より2歳年下だが、いまではクラブの最古参である。
読者は、ストークス氏の本書のなかの記述によって、目を大きく開かれる思いがしよう。私も多くを学んだ。
ストークス氏の母国であるイギリスは、アメリカと世界でもっとも親しい関係を結んでいるものの、読者は日本国民の一般的なアメリカ観と、イギリス人のアメリカ観のあいだに、大きな隔たりがあることに、きっと驚かれよう。
著者は幼い時に、アメリカの戦車隊がヨーロッパ戦線に出動する途上で、郷里の町をはじめて通り抜けたのを、道端(みちばた)に立って、見た時に受けた衝撃を、つぎのように回想している。
『アイダホか、ユタか、アーカンソーか、どこから来たか知らないが、アメリカの若造が戦車でやって来て、まるで王であるかのように振舞っていた。私はあの若造たちが浮かべていた笑みを、今でも鮮明に憶えている。彼らは意気高揚としていた』
『私は子どもとしてアメリカの戦車を見て、本能的にアメリカ軍が我々の国を支配するようになるのだと感じた。私たちが戦っていたドイツについてそう思ったのではなく、アメリカに対してそう直感した。そして今、アメリカは巨大な勢力となって、わが国イギリスをコントロールしている。実に不愉快なことだ』
著者も、私と同じように、親米であることに、変わりがない。しかし、日本の親米派は、アメリカの軍事力に日本の安全を委ねているために、アメリカの基地があっても、イギリス人のように、本能的な不快感を覚えることがない。
いつの間にか、日本人であることの誇りを忘れてしまっているからだ。
私はあらためて、独立国としての意識が希薄になったのは、戦後の日本国民を支配してきた、“平和憲法幻想”がもたらしたものだと思って、愕然(がくぜん)とした。日本は、いまだに多分に心理的に、アメリカの占領下にある。薬物中毒から立ち直れないような状況だ。
昨年の3月10日に、東京大空襲67周年が巡ってきた。
東京スカイツリーがこの日に当たって、犠牲者を悼むために、1晩だけ、照明によって白1色にライトアップした。その日、地元民の有志が区内で『東京大空襲』の悲劇を訴える、手造りの創作劇を上演した。
著者は意気に感じて、これらの有志を応援するために、英文で紹介する資料を書いて、在京の外国記者に配布した。
幼年時代に、ドイツ空軍が郷里の町から遠いブリストルの市街を空襲して、夜空の底が無気味に紅に染まるのを、望見した。
本書に『東京ではあの暗く赤い雲が、何百倍となって空を染めた。その圧倒的な力は、私が見た焔の比ではなかったろう。アメリカは、そういうことをするのだ。圧倒的な戦力で、制圧するのだ』と、述べている。
著者は東京裁判を、裁いている。東京裁判が不正きわまるものだったと、憤っている。
そして、『公正という、西洋が高らかに掲げてきた美徳を、規範を、原則を葬り去って、裁判という名に値しない茶番劇』『フェア・プレーの精神を地に貶(おとし)めて、欺瞞を貫いた』『裁かれるべきは、戦勝国側だった』と、断じている。
今日、靖国神社の境内に、インドのパル判事を顕彰して、銅板の胸像が設置されている。
パル判事は東京裁判において、ひとりだけ『日本無罪論』の判決書を提出したことで、日本において有名だ。ところが、海外ではパル判事とその判決書について、ほとんど知られていない。
だが、もし、パル判事が存在しなかったとすれば、日本において東京裁判が不法きわまるものだったという見方が、ひろまることがなかったはずである。
著者は東京裁判を論じるなかで、パル判事について、まったく言及していない。どうして、日本で東京裁判を批判する時に、かならずパル判事が取り上げられるのだろうか、訝(いぶか)らなければならない。
パル判事がいなかったとしても、東京裁判が邪まな報復劇でしかなかったことは、明白であるはずだ。
この“裁判”で、日本は侵略国として裁かれたが、裁判が進行しているあいだに、イギリス、フランス、オランダの諸国軍が、日本が解放した旧植民地を、再び植民地として領有しようと企てて、侵略戦争を戦っていた。
アジア人は日本によって覚醒(かくせい)されていたから、独立を守るために、立ち上って勇敢に戦った。この事実1つだけとっても、東京裁判が不正きわまるものだったことが、分かる。
著者は、先の大戦の戦勝国史観は、歴史をあざむいており、日本は侵略国家ではなかったと、反論している。日本は数百年にわたった西洋による支配から、アジアを解放した『アジアの光だった』と、主張している。
いわゆる『南京大虐殺」や『慰安婦』問題についても、著者は日本がいわれのない非難を蒙っていることを、証している。
私は海外で講演することが多いが、南京事件、慰安婦問題について、日本から正しい情報が発信されることが、ほとんどないのに加えて、今日でも日本の一部の学校教科書に載っているために、外国人を説得することが難しい。
著者によると戦勝国史観は、有色人種を蔑視した白人優位主義から、発している。
それなのに、日本国民の多くの者が、なぜ、そのような史観を信じているのか、説明に苦しんでいる。
白人は日本が先の大戦で、西洋の覇権を覆(くつがえ)すことによって、アジア・アフリカが解放されるまで、有色人種を人間以下の下等な存在として見下し、さげすんでいた。
それは、酷いものだった。トルーマン大統領は、広島、長崎に原爆を投下した直後に、笑みを浮かべながら、ホワイトハウスで閣僚に対して、『獣を相手にする時には、獣として扱わなければならない(ホエン・ユー・ハブ・ツウ・ディール・ウィズ・ア・ビースト、ユー・ハブ・ツウ・トリート・ヒム・アズ・ア・ビースト)』と発言したことが、記録されている。このような態度は、トルーマン大統領だけに限らず、欧米諸国民の圧倒的多数によって、共有されていたものだった。
著者は、日本がアジアを解放し、その高波がアフリカ大陸も洗って、今日の人種平等の世界が招き寄せられたが、日本が大戦をたたかった結果として、人類史にまったく新しい時代がひらかれたと、指摘している。
ストークス氏は、全国の各地からしばしば講師として招かれているが、聴衆から『目から鱗(うろこ)が落ちた』『日本人として、自分を見直した』という声が、あがっている。
読者の多くが、本書によって戦勝国によって強いられた、歪んだ歴史観を正されることとなろう。この良書が、ひろく読まれることを、願いたい。」
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加瀬英明事務所●
2014.01.20 Monday
和歌山 南紀白浜での 全国ピロール大会
フェイスブック 浦 聖治 さんで調べていただくと・・・・たくさん、ピロールが紹介されています。
なんと、 IT 関連会社を 世界も含め・・・6社 経営されている オーナーなのですよ。
なぜ、 IT 会社が・・・ピロール農法を支援するのでありましょう・・・・!!
しかも、耳にしたところでは・・・今春にも、「 農業生産法人 」を設立するとのことです。
浦社長の周りには・・・先見の明 のある御仁がとっても多いです。 フェイスブックの友人数も2000人にならんとしているようです。
https://www.facebook.com/events/520053891443552/
なんと、 IT 関連会社を 世界も含め・・・6社 経営されている オーナーなのですよ。
なぜ、 IT 会社が・・・ピロール農法を支援するのでありましょう・・・・!!
しかも、耳にしたところでは・・・今春にも、「 農業生産法人 」を設立するとのことです。
浦社長の周りには・・・先見の明 のある御仁がとっても多いです。 フェイスブックの友人数も2000人にならんとしているようです。
https://www.facebook.com/events/520053891443552/
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